新コロ騒ぎで死にかけた

新コロ騒ぎで死にかけた

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べん子、熱が出た!ヤバイ!

新コロ(新型コロナウイルス)にかかってしまったかも・・・

それは新コロがここまで日本経済に打撃を与えるなんて考えられなかったころ。そう、中国の武漢市とその周辺に蔓延し始めただけの対岸の火事でしかなかったころのこと。

3月のはじめ、アメリカ帰りのべん子は相当の新コロ対策をして帰宅しました。マスクはもちろん。ゴム手袋にゴーグル。これでもか!!と言うくらいにね。

LAX(ロサンゼルス)はちらほらマスクをしているアメリカ人がいるくらい。日本に向けた飛行機の中、日本人は全員(と言っていいほど)マスク着用!

あれだけマスク不足が言われていたのでちょっと意外。

べん子はまず、飛行機に搭乗するなり座席シートからテーブルから座席周辺を除菌してひたすら感染しないことを祈りつつトランジットを含め16時間のフライトに耐え、羽田空港に。

そんなべん子が体調の異変に気がついたのは数日経ってから・・・。

鼻水が、『たら〜』

あれっ!?

いやーな予感がしたべん子はネットで新コロの初期症状を検索しまくり、『いや、大丈夫。基本、新コロは鼻水はでないみたい』と焦る自分を落ち着かせ、しばらく様子を見ることに・・・

でも3月7日の昼1時過ぎ、なんだか熱っぽいかも〜と思い、体温を測ってみると

あ〜??? 39度?

まじ? まじ? まじ?

速攻、解熱剤を飲んでベッドに。

『下がれ。熱下がれ!』と祈りつつ、1時間がすぎ、2時間がすぎ、6時間がすぎたころ、37.8度に。

『良かった〜。単なる風邪だったのかも〜』

さらに、1時間がすぎ、2時間がすぎ・・・

3時間ほど経ったころ

また38.7度まで上がっちゃいました(涙)

もうダメか・・・

その後も、解熱剤を飲んでは下り、しばらくしたらまた上がりを繰り返し、

翌、8日の午後2時ころ

いよいよ心配したべん子の旦那様が「帰国者・接触者相談センター」に電話で問合せてくれました。

旦那様は「1日に帰国して、7日に発熱・・・」と状況を事細かく説明し指示を仰ぎました。

が、予想通り、PCR検査の対象にはならないと言うことで近くの病院に行って診察してもらってください。とのこと

3月8日は日曜日だったので、当番医を調べ、事前に電話を入れ、状況を説明し、病院へ向かいました。

べん子のかかった当番医は、そこそこ大きくて、感染防止のため内玄関の自動扉は自動では開かなくなっていて、べん子は外扉と内扉の間で問診を受け、万が一のため夜間出入口から入ってくださいと言われ守衛さんの前で待つことに。守衛室のガラス扉は目張りがされウイルスが入らないように防御されています。

しばらく待たされた後、いざ診察室に・・・

当直のDrに1日にアメリカから帰国したことを説明すると、新コロの可能性があるけどPCR検査の対象にはならないから様子見て。と、やっぱりねと思える回答。

『先生、帰国者・接触者相談センターの方はインフルエンザの可能性もあるから検査してもらってはどうでしょうか。と言われたのですが・・・』

と言ってみると

『インフルエンザねー。その可能性もあるけど、その(インフルエンザ抗体検査)検査するとリスクがあるでしょう。感染リスクねー

(まーそりゃそうだけど)

『するなら外で検査するとかしかないけどねー』

『はい、もちろんです。外でも構いません』べん子一縷の望み。

実は、べん子、昨年の12月にインフルエンザの予防ワクチンを摂取していたのでそれを考えるとインフルの可能性は限りなく低くて・・・

それでももしかしたら、と思い

看護師さんと二人で夜間出入り口を出て外へ。

看護師さんは『ごめんなさいねー。外で』

『そんな全然大丈夫です』謝るのはべん子なのに、なんだか申し訳なくて。申し訳なくて。

もしべん子が新コロに感染していたとしたら、この検査で看護師さんにうつしてしまうことだけは絶対避けよう!と、くしゃみは我慢、我慢!

『はい、終わりました』

看護師さんは検体を慎重に収納し、二人で中へ。

『こちらでしばらくお待ちくださいね』

再び、診察室前の椅子に座り、待つこと10分。

なんとなく裁判結果を待つ被告になった気分。

別の看護師さんがDrへ『%#$&%#』

『ん??』聞こえない〜

『あ〜、A出たか』

その一言が聞こえた瞬間、(あ、インフルA型だったんだ)と確信し死刑判決から逆転無罪になった気分。

その後すぐ、Drに呼ばれインフルA型と告げられ

『いや〜インフルで良かったです。こんな言い方も変ですけど』と思わず本音を漏らしてしまいました。

心配している旦那様に電話をしてインフルA型だったと伝えると、同じ反応。新コロでなかったことを喜んでくれました。

病院に隣接する薬局で処方していただいたゾフルーザをもらい帰宅。

このゾフルーザ、罹患したら1回だけ飲めば良い優れもの。薬を飲むとどんどん身体が楽になって熱も下がってくれました。

さすがゾフルーザ!!

でね、復活してからべん子思ったの。

確かに新コロは怖いよ・・・でもね、だからってあのDrのヘタレ態度はどうよ。

インフルエンザの検査しないって〜

看護師さんに丸投げって、ないよねー

もしあのまま検査しないで帰っていたら、ゾッとする。

インフルエンザの場合、薬(いくつか種類があるけど)を48時間以内に飲まないと効果がないらしいのね。

特にべん子が飲んだこのゾフルーザは身体の中で増殖するインフルエンザウイルスを抑制してくれるらしいからできるだけ早く飲まなくちゃいけないって言われたの。

でもね、今回つくづく考えさせられちゃったわけよ。

きっとべん子のようなケースはいっぱいあって、新コロはもちろん、インフルやそれ以外の場合も、お医者さんの余裕がなくなってしまうって怖いなって。

その反面、こんなワクチンのないウイルスと対峙しなくちゃいけないお医者様は常に危険と隣り合わせだから神経すり減らして毎日診察してるんだなって。

べん子が発熱したのは3月8日だったけどそれから1ヶ月半、どんどん状況は悪くなる一方で、こんなことがあったからってわけじゃないけど、今、べん子は『絶対に新コロにはかからない!!!』って心に誓って行動しているよ。

3密(密集、密室、密接)はもちろんだけど、外出は食料品をまとめ買いするときだけ。スーパーに一番空いている時間帯を聞いてその時間に素早く買い物。

外出自粛は大変だけど、みんな、お医者さんや看護師さんに迷惑をかけないよう頑張ろうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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