コインチェックでかまいたちも被害者か?サイバー攻撃で不正流失!

コインチェックでサイバー攻撃により620億円以上が不正に引き出される!かまいたちも被害者か?
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お世話になります。米国株投資に掛けるアラサー女子のベン子です。

昨日第一報をお届けしました、国内最大級の仮想通貨取引所を運営する「コインチェック」が26日、同社の取引所から約580億円相当の仮想通貨が不正に流出した事件ですが、その後の報道で少しづつ詳細が明らかになってきました。
現在「コインチェック」は、取り扱うすべての仮想通貨の出金を一時停止していると言います。外部から不正アクセスの形跡があり、サイバー攻撃の可能性が高く、金融庁と警視庁に報告した模様です。
不正流出したのは、同社が扱う仮想通貨の「ネム」で、同取引所が預かっていた全額が流出したと言います。現在の所、被害に遭った利用者の数は不明。コインチェックはネムに加えて、ビットコインなど他の仮想通貨と、日本円の出金を全面的に停止しています。売買もビットコイン以外の仮想通貨は一時停止しており、解除の見通しは立っていないといいます。昨日不正出金の一報がネットで伝わると、代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が1割程度急落するなど、仮想通貨は軒並み値を下げています。コインチェックは国内大手の仮想通貨取引所で、ビットコインなど13種類の仮想通貨を扱っていて。タレントの出川哲郎さんをイメージキャラクターに起用したテレビCMも放送しています。同日深夜、東京都内で記者会見したコインチェックの和田晃一良社長は、「深くおわび申し上げる。顧客保護を最優先し、補償を含めて検討する」と謝罪しています。 

やはり仮想通貨は危険なのか?
 仮想通貨は昨年末のビットコインの急騰で、注目が集まり、芸能人の多くも手を出していると言われています。
仮想通貨の運営に乗り出すというGAKCTさんや、2017年のキングオブコントで優勝した「かまいたち」優勝賞金を仮想通貨にぶち込むと宣言しており、ぶち込んだ仮想通貨は今回流失したとされる「ネム」。彼らも被害にあっているのでしょうか?
その他にも”たむけん”ことたむらけんじさんや松本人志さんも仮想通貨に投資していると言いますので、芸能界で被害にあっているタレントさんは意外に多いのではないでしょうか。

このような大規模な流失は、「マウントゴックス」以来の事件ですが、やはり仮想通貨は危険なのでしょうか?ベン子も難しいことはよくわかりませんが、仮想通貨自体の価値は「ブロックチェーン」と言う技術で担保されていてそれ自体の理論的なアルゴリズムには問題は無いようなのですが、通貨といってもサイバー空間上のデータであって実態は無いわけですからどこまで行ってもハッキング等で盗まれる可能性は捨てきれません。

実際、コインチェックは「ネム」の技術の普及を目指す国際団体から2016年、取引の際に複数の電子署名が必要で、より安全性が高い「マルチシグ」と呼ばれる技術を採用するよう推奨されていたにもかかわらず、「他に優先すべきことがあった」と、対応を後回しにしていたといいます。また、仮想通貨を扱う取引所では不正アクセス対策として、顧客の口座に当たる「ウォレット」をインターネットに接続していないコンピューターで管理するケースが多いようなのですが、コインチェックでは、常時ネットにつながっている状態で顧客の「ネム」を管理していたようです。和田晃一良社長は26日の記者会見で「ネットに接続しない管理手法は技術的に難しく、対応できる人材が不足していた」と発表しています。マルチシグを使わず、ネットにもつなげておくずさんな管理実態に仮想通貨業界では「通常ではありえな」と批判の声が上がっているとの報道がなされています。
さらに、米国連邦準備制度理事会(FRB)や日銀も仮想通貨に否定的な姿勢を強めています。元来、通貨の発行とは国家にのみ認められたある種”最大の利権”です。
ですから、偽札の製造などは「国家に弓引くも同じ」として厳罰に処せられるのです。仮想通貨はその法律の縛りが追い付かないところで出て来た技術ですが、国家の利権に浸食していることは同じです。近い将来、消費者保護の美名のもとに、大規模な規制が発動されると思っています。特に米国のFRBの動きがカギだと思います。
ベン子は仮想通貨は持っていませんが、しばらくは手は出せないと考えています。
皆さんはどう思いますか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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