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お世話になります。米国株投資に掛けるアラサー女子のベン子です。
いよいよ、平昌オリンピックが開幕しました。オリンピック好きのベン子としては、期待に胸が高鳴る思いです。
今回の平昌オリンピックで、日本勢は過去最強の布陣と言われ、史上最多メダルの期待も高まっているのですが、
その先陣を切ってスピードスケート女子3000mに高木美帆選手が本日(10日)午後7:30から登場します。テレビだけでなくNHKがネット動画の同時配信を行いますので、スマホでも見れますね。
報道によれば、高木選手は「3000mはスピードスケート界だけではなく日本選手団にとっても重要になる種目だと思っている。自分の中で3000mは絶対的な自信を持っていける距離ではないけれど、五輪の第一の舞台として全力を尽くしたい」と述べているとのことで、
「自分が日本勢を引っ張る」という強い決意が見えますよね。
今回、高木選手がエントリーしているのは種目は1000m、1500m、3000m、マススタート、チームパシュートですが、彼女が最も得意な種目は1500mであり、これまで3000mは世界大会に出れば得意と言える距離ではなかったのです。しかし、今の高木選手は違います。
昨年12月1日に行なわれたW杯カルガリー大会女子3000mで、高木美帆は自己ベストである4分4秒50を一気に7秒以上も更新し、3分57秒09の日本新記録をマークして、この種目で日本勢として初のW杯優勝を果たしました。
それまでの女子3000mの日本記録は、’02年1月に同じくカルガリーのリンクで田畑真紀(当時富士急)がつくった4分1秒01でした。当時の世界歴代3位に相当する好タイムはその後、約16年も塗り替えられず、個人種目では最古の日本記録となっていたんです。
自分の得意種目じゃない競技でこの記録ってすごくないですか?
高木選手は小学校高学年になるとメキメキと頭角を現し、小6で高校生の記録を上回るタイムをたたき出し、地元では“スーパー小学生”として有名でした。実は地元では、彼女は「ソチ五輪の秘密兵器」といわれていたと言います。
しかし、彼女はその予想を遥かに超えるスピードで成長してしまうのです。中学3年生でバンクーバー五輪代表選考会に勝ってスピードスケートの史上最年少で五輪切符を手にします。国際スケート連盟(ISU)の五輪出場資格では、五輪前年の6月末までに15歳になっていることが必要でしたが、高木美帆の誕生日は5月22日。わずかの差で規定をクリアするといういわゆる「もっている」選手でもあったのです。
当時の報道をベン子も見ていましたが、屈託無い笑顔が可愛い少女は本当に純朴で五輪アスリートというよりはどこにでもいる女子中学生といった感じでした。
しかし、バンクーバー五輪では、下位に沈み惨敗。そして4年後のソチでは出場権すら逃してしまいまさにどん底。メディアへの露出も極端に減り、「過去の人」となった感さえありました。しかし、彼女は諦めませんでした・バンクーバーから8年。15歳の少女はどん底から這い上がり、たくましいトップアスリートへと成長して、平昌五輪を迎えているのです。
実は、高木選手は自身がかなり重度の恋愛体質であり、結婚願望が強いことをメディアの取材に明かしています。恋愛モードに入るとどうしてもそちらに引っ張られ競技に集中できないため、平昌オリンピックが終わるまでは、恋愛を封印しているといいます。
そこまでして人生を掛け、美しくたくましく成長した高木選手の女子3000mは10日午後8時から競技が始まります。絶対に見逃せませんね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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