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お世話になります。米国株投資に掛けるアラサー女子のベン子です。
将棋の中学生棋士・藤井聡太五段(15)が、第11回朝日杯将棋オープン戦で、
国民栄誉賞棋士の羽生永世七冠をわずか119手で撃破しました!そしてその勢いそのままに優勝し、将棋界初となる中学生による棋戦優勝と六段昇段、2つの快挙を達成しました。
末恐ろしい中学生の誕生です。どこまで強くなるのでしょうか?折しも、平昌オリンピックでは羽生選手と宇野選手が金銀のワンツーフィニッシュを決めました。日本の次世代は確実に育っています。
2月17日午前中、第11回朝日杯将棋オープン戦の準決勝2局が指され、藤井五段は、将棋界初の「永世七冠」を達成した羽生善治竜王に勝利し決勝に進出します。
そもそも、業界の下馬評では羽生竜王との勝率は6:4と羽生竜王の方上だったですが、唯一藤井五段が勝てる可能性を考えると、一般的に持ち時間が短いほうが、若手にとって有利と言われている『持ち時間が各40分という早指し戦』であるという一点だったのです。
やはりAIの申し子と言われた藤井五段には永世七冠と言えども叶わなかったということなのでしょうか?
準決勝もう1戦は、広瀬章人(あきひと)八段が、久保利明王将に勝ち、決勝進出を決め本戦決勝が17日午後に指され、中学生棋士の藤井五段が広瀬八段を破り、初優勝を決めました。
藤井五段の15歳6カ月での一般棋戦優勝は、史上最年少記録ということです。
また、「全棋士参加棋戦で優勝」という条件を満たしたため、六段昇段も決めました。
今回、決勝を戦った広瀬八段は小学6年生のときに奨励会に入会し、2005年4月に早稲田大学入学と同時に四段昇段(プロデビュー)します。2009年度の新人王戦で優勝。2010年度の王位戦で深浦康市王位を4勝2敗で破り、23歳の若さで初タイトルを獲得します。
現役大学生がタイトルを獲得するのは史上初の快挙だったと言います。翌年に王位を羽生善治さんに奪われ失冠しますが、2014年にはA級順位戦に昇級し、八段に昇段するというこちらもすごい棋士なのです。
対局後、会見に臨んだ藤井五段は「初参加で優勝は望外の結果」と笑顔で語ったそうです。
これまでの棋戦優勝、六段昇段の最年少記録はいずれも初の中学生棋士となった加藤一二三九段が保持していた、棋戦優勝(15歳10カ月)、六段昇段(16歳3カ月)でしたが、藤井五段はいずれも15歳6カ月で更新したことになります。
この日は午前中の対局で羽生竜王に準決勝で勝利、続いて決勝で勝利したことに「いい緊張感のまま臨むことができたかなと思います。対局が始まってからは、いつも通りの気持ちで指せたかなと思います」と、2局とも完勝とも言える内容を振り返ったといいます。
中学生としては初となる一般棋戦の優勝に「実感はまだまだ終わったばっかりという気持ちです。初参加で優勝は望外の結果。自分もここまで来れるとは思っていなかったので、とてもうれしく思います」とはにかんだようです。
今月1日に五段昇段したばかりでしたが、それからわずか16日での六段昇段に「半月ほどしか経っていないですけど」と話し、会場のファンを笑わせると「また昇段できるというのは実感がないというか、とても驚いています。順位戦昇級に続いて結果を残せたのは、とても自信になりました」と振り返りました。
すでに完成された王者の貫禄を感じる藤井五段ですが、この先どれくらい強くなって行くんでしょうか?
とても楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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